
2020.12.31
お正月に向けて近所の花屋さんへ。
最近、花って良いなぁと思う機会が増えたので、来年は暮らしの中に取り入れられる気持ちの余裕を持てるといいな、、と思いつつ、まずは花瓶の中でドライフラワーにならないようにすることが目標です。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
お正月に向けて近所の花屋さんへ。
最近、花って良いなぁと思う機会が増えたので、来年は暮らしの中に取り入れられる気持ちの余裕を持てるといいな、、と思いつつ、まずは花瓶の中でドライフラワーにならないようにすることが目標です。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
以前に設計した案件の建主よりご相談があり、オフィスチェア選定アドバイスのためvitra社のショールームへ。
vitraの椅子は座り心地、デザイン、性能共に素晴らしい製品が多く、置く場所がないにも関わらず自分用に欲しくなってしまうという危険な仕事納めになりました。
事務所の掃除中に見つけた、ロールのトレーシングペーパー。
普段はある程度の長さでカットしながら使うのですが、珍しく長い巻物の状態だったので思わず広げてみると10m以上の長さが。
「トレペは一日に一本使い切れ」と言われていた修行時代を思い出し(さすがに一日で使い切ることはそうないのですが)、手を動かす時間をもっと大事にしたいと思いました。
伊勢丹新宿店で開催中のディーター・ラムスの展示へ。
50年以上経っても全く古びることのないデザイン。
流行の消費スピードが著しい現代において、まるで異世界からきた物の様に際立って見えます。
ラムスのGood Designの10原則がとても良いので少しご紹介。
Good Designとは・・・
1.革新的である
2.実用的である
3.美しい
4.理解をもたらす
5.控えめである
6.誠実である
7.長持ちする
8.細部まで完璧である
9.環境に優しい
10.純粋で簡素である
オペラシティにて拝見した守山友一朗さんの作品。
透明感と瑞々しさのある展示で、最近展示に連れていくとぐずりがちな娘も、この絵きれい!この絵も好き!と言いながら小走りで見ていたのが印象的でした。
この頃、仕事で再考する機会もあり、頭でものを見ることも大事だと思う一方で、純粋に目でものを見ることの大切さに気づかされました。
進行中の案件で特注製作予定の、ダイニングテーブルのための突板。
キラキラと輝く縮みという模様の入ったマコレという樹種です。
突板のパターンは、山一商店さんと色々と議論・検討をした結果、同じ向きで並べるスリップマッチに。
まるで風に揺らめく川の水面の様で、とても美しいです。
今回の案件は、目の前に桜並木の川の風景が広がる場所にあるため、この場所に相応しい特別なテーブルになるでしょう。
表参道GYRE Galleryにて開催中の名和晃平さんの個展へ。
素材の探求から始まって、ここまで洗練された表現に辿り着くまでに、一体どれだけの試行錯誤があるのだろう、、と昔見たNHKの番組「SWITCHインタビュー」を思い出しました。
高いオリジナリティと普遍的なものを同時に感じる作品群でした。
三鷹にてマンションリノベーションの現場がスタートしました。
設計者がこんなこと言うのもなんですが、解体現場のがらんどうな自由さを見ると、このまま好きな場所に家具を置いて暮らしても楽しいだろうなと思ったりもします。
トンネル感のある空間の良さを活かしながら、家族の変化を支えられる計画を目指します。
MAHO KUBOTA GALLERY にて開催中の多田圭佑さんの個展へ。
扉もタイルも板も、実は全て絵の具で作られた作品です。
絵画とは、表現とは何か、と問いかけられている様な刺激的な展示でした。
まもなく閉館の原美術館へ。
住宅を美術館に転用した原美術館ならではの展示空間と、親密な空気感が魅力です。
不思議と展示を見に行くと、友人と偶然出会うことが多かったことも良い思い出。
最後の展示は撮影不可でしたが、その分記憶に残る鑑賞になりました。
今日は清瀬のシェアハウスのお引き渡しでした。
家具搬入の立ち合いなどもあり、朝から日暮れまで現場でゆっくり過ごし、「建築家にとって竣工の日が唯一の安息日だ」という、師匠である小川広次さんの言葉を思い出しました。
これから、どのような生活が営まれていくのかとても楽しみです。
ギャラリー小柳にてGallery selection。
静けさ溢れる展示で、杉本博司さんがデザインしたギャラリー空間とも相性抜群でした。
常々、静謐さのある作品や空間に惹かれるのですが、人は何をもって静謐さを感じるのでしょうか。
少なくとも音の問題というより、時間につながる概念の様にも思いますが、未だによく分かりません。
勉強も兼ねてケリー・ヒル設計のアマン東京へ。
素材や形を抑制したデザインにも関わらず、質素で地味な印象にならず、非日常空間の華やかさを実現するバランスがさすがでした。
慣れない贅沢をしたので、明日からケリー・ヒルもびっくりな質素で地味な日常生活に拍車がかかりそうです。
進行中の案件の塗装サンプル作成をお願いしに、大宮にあるプラネットジャパンさんのショールームへ。
配合の組み合わせが無限にあるので、たまに迷走しかけますが、何度も試していると、不思議とこれだと思える色に落ち着いてくるものです。
清瀬のシェアハウスの現場。
廊下や踊り場などの余剰の空間が思いのほか良い雰囲気になってきて嬉しい。
交通量が多い通りに面した建物ですが、どことなく静かな空気が流れています。
東京都庭園美術館にて開催中の展覧会「生命の庭-8人の現代作家が見つけた小宇宙」へ。
現代美術の作品と、アール・デコの建築の組み合わせがとてもマッチしていました。
銀座メゾンエルメスにてシャルロット・デュマ展。
作品も展示空間・構成も詩情があり、とても良かったです。
東京国立近代美術館の帰りに、隣のパレスサイドビルディングを一回り。
1966年竣工。隅々までデザインの意思に溢れた建築です。
最終日に滑り込みでしたが、念願のピーター・ドイグ展へ。
とある情景(絵)に心が動くというのはどういうことだろう。
オーディオガイドの、いつかどこかで見た様な、どこにも存在しない様な、という言葉が印象的でした。
中目黒のリノベーションの現場が始まりました。
環境や眺望が良い案件なので、それらの良さが引き立つ空間を目指していきます。
進行中のプロジェクトの家具の仕上げ材の相談をしに、突板屋さんの山一商店さんへ。
毎度ながら、倉庫に山積みになった突板のストックが宝の山に見えます。
同じ樹種でも木目や幅、長さがそれぞれ違って、自然の素材はそれ自体が一点ものであると強く実感します。
写真は縮みの入ったマコレ。この時点で既にカッコいいです。
現場進行中の案件の家具のファブリック選定。
背景となる落ち着いた内装に対して、どんな登場人物を配置するのが良いのだろう。
一度結論を出しても、サンプルを事務所に並べておいて、毎日眺めるようにしています。
東京都現代美術館の帰りにアーツ千代田3331へ。
以前から気になっていた中島麦さんの個展も見られました。
時間という概念を取り入れたインスタレーション作品が、ダイナミックでとても良かったです。
オラファー・エリアソン展、最終日に滑り込みで行ってきました。
子供も楽しんでいて、二回周るほど。
虹のインスタレーションは、霧の下で子供が夢中で動かなくなり、シャワーを浴びたかのようなびしょ濡れ具合で係の方に心配されました。
Gallery 38にてコレクション展。
特にクリスチャン・プーレイ(christiane pooley)さんの作品が素晴らしく思わず引き込まれました。