
2025.04.21
「新建築住宅特集」に『上目黒の家』が掲載されました。
学生の頃から読んでいる雑誌なので嬉しいです。
(修行先を探す時も過去十年分のバックナンバーを見返したことを思い出しました)
書店でお見かけの際はぜひお手に取っていただけると幸いです。
そして気づけば独立して十年が経ちました。とはいえ建築家の職業寿命は長く、まだたったの十年、という表現が正しそうです。
設計事務所は多かれ少なかれそういうものかもしれませんが、生活も決して楽ではない中で今後三十年、四十年と同じ熱量を保って(あるいはさらに熱量を上げて)走り続けられるだろうかとふと考えることも増えました。そんな中、諦めずに続けてこられたのも、クライアントや構造設計者、施工者、編集者をはじめとする様々な方のサポート、そして諸先輩方や同世代の建築家の高い志や熱のこもった仕事に触れ、励まされてきたからだと思います。心より感謝申し上げます。
次の十年は、住宅の設計は継続しつつ、施設や店舗など、もう少し公共性の高い建築の設計や、家具・照明やプロダクトなどの分野にも、機会を見つけて挑戦していきたいと思っています。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。